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22件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

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1964-04-10 第46回国会 衆議院 商工委員会 第32号

まず第一に、今後石炭産業が高能率、高質金でやろうとする場合に、これらの租鉱権炭鉱というものは必ずしも高賃金でないということですね。中には例外はありますけれども、高能率、高賃金という点においてはやはり問題がある。それから災害についても、租鉱権炭鉱というものは相当問題があるわけであります。それから同時に、鉱害その他についてはもうこれは話にならぬわけです。

滝井義高

1963-03-07 第43回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第10号

最近私の見るところでは、ぐんぐんと租鉱権炭鉱と第二会社からの出炭がふえてき始めているわけです。そしてしかも、それらのものは異常に、もと大手にあったところの賃金より、もう二割から三割は切り下げる。それから物品費資材費等についても、極度な切り下げをやっているわけです。そして一体どういう結果が出てきたかというと、今まで千五百人使っておった、そのままの坑道を使用することを許可しておるわけです。

滝井義高

1963-03-05 第43回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第9号

○岡田(利)委員 次に私は、いわゆる中小炭鉱と第二会社租鉱権炭鉱の問題について若干質問したいのでありますが、最近の傾向としても依然として第二会社あるいは租鉱権炭鉱の数は、そう極端には減っていないわけです。また第二会社の問題は、組合がいわゆる雇用対策として希望する場合にのみ第二会社は許可されるのだ、こういう明確な閣議決定がなされておるわけです。

岡田利春

1962-06-01 第40回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第26号

それから租鉱権炭鉱については、これはうまく日程の都合で簡単に寄れるところがございましたら、これは一つ検討してみたいと思いますが、できますれば、この調査団日程が相当詰まっておりますので、最初札幌で集合いたしました際に、できるだけそういう実情の御説明を願うことに、これは機会を相当設けてございますので、そういうことにするか、あるいはこれは特に技術関係一つの班を別個にまた編成いたしておりますので、さらにこの

今井博

1962-03-13 第40回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第15号

しかるに現在進行している合理化の態様は、依然として政府の買いつぶしによる整備計画の遂行と、経営者首切り賃金その他の労働条件を大幅に切り下げることを目的とする第二会社租鉱権炭鉱への移行に終始し、全く労働者への犠牲のみによって強行されているのであります。しかもこうした非近代的合理化計画は、石油の自由化を前に、一そう強化の方向に進もうとしているのであります。

勝間田清一

1962-03-07 第40回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第13号

本日、私は、最近目立って多くなっております租鉱権炭鉱や第二会社化問問と、在籍鉱員大量首切りに伴う請負組夫臨時夫増大化傾向について、それが炭鉱合理化にどのような関係を持っておるか、あるいは炭鉱近代化にいかに逆行しているか、こういう観点から話を進め、その対策はどうあらねばならないかという問題点について述べてみたいと思います。  

東海林秋男

1962-02-13 第40回国会 参議院 社会労働委員会 第7号

しかし、今日のこの状態にあって、おとといですか、おとといも北海道で三人も四人も死んでおるということは、そういうように、大炭鉱が、少し炭が減ってくれば、炭丈が薄くなれば中小企業に落とし、租鉱権炭鉱にして、こういうことになると、租鉱権炭鉱になればもうかるんだ、石炭が出るんだということを通産大臣も答えられておるようです。また皆さんのほうからもそういう考えがあるようです。

阿具根登

1962-02-08 第40回国会 参議院 商工委員会 第4号

それから第二会社あるいは租鉱権炭鉱への移動というようなお話しもありましたが、それには最低賃金制なりあるいは保障賃金制がなければ、優秀な労働者炭鉱から出て行ってしまって残っているのは年寄りだけ、古い経験者があまり転換はできないから、つるはし一丁で劣悪な労働条件のもとでも働かざるを得ない。

吉田法晴

1961-12-06 第39回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第14号

これは租鉱権炭鉱になっておりまして、鉱業権者採掘権豊里鉱業株式会社でございますが、これに租鉱権が乗っかっておりまして、日本炭業株式会社租鉱権者でございます。この日本炭業株式会社所有炭鉱でございまして、この日本炭業株式会社中小のうちでは大きな方の炭鉱でございまして、九月の出炭は、月産で申しますと、三万トンの出炭を出しております。九州で四炭鉱北海道で二炭鉱経営いたしております。

八谷芳裕

1961-10-18 第39回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第6号

もう一つ合理化に現われた一つの現象として重視しなければならないことは、第二会社とか租鉱権炭鉱というものが非常に増加してきておるという事実であります。このことは、やはり低賃金労働者を使っていこう、そう  いったような意図が中心になっておる、こう思うわけであります。このことも合理化というものの非常に無理な推進が行なわれてきておるという一つの証左であろうかと思うわけであります。

中村重光

1961-05-19 第38回国会 衆議院 商工委員会 第38号

また第二会社化租鉱権炭鉱の新設、系列中小鉱の造成など低賃金労働だけを目的とする中小炭鉱が、片方でつぶすそばから次々と作り出されておるわけであります。  以上、申し述べて参りましたように、飢餓、低賃金労働強化災害と私たち炭鉱労働者は言うに言われぬ辛惨をなめ続けておるわけであります。最近の相次ぐ合理化についての争議は、このように追い詰められた私どもの必死の抵抗であります。

野口一馬

1960-10-15 第35回国会 参議院 商工委員会 閉会後第4号

しからば、どうして租鉱権炭鉱にしてしまえば、中小炭鉱にしてしまえば、小炭鉱にしてしまえば、石炭が出るか、小炭鉱にすれば資金をうんとふやすのか、機械化するのか。機械化できないから小炭鉱に落とすのでしょう。機械化もしない、金もかけなくて、どうしてそれではたくさん石炭が出るかということになると、基準法の裏をくぐって、坑内に下がったら十二時間も十三時間も上がらなくて仕事をするということなんですよ。

阿具根登

1960-10-15 第35回国会 参議院 商工委員会 閉会後第4号

昭和三十四年度の租鉱権のいろいろな能率の状況を調べてみますと、租鉱権炭鉱能率鉱業権炭鉱能率よりも高いという実は資料がございまして、これはいろいろな事情が私は重なっているのではないかと思います。あるいはものによってそうでない場合もあるかと思いますが、一般的に見ますと、どうもそういう傾向を持っておりまして、租鉱権設定が一がいに合理化に逆行すると、こういうふうに私は実は考えておりません。

今井博

1959-07-09 第32回国会 衆議院 商工委員会 第3号

このような租鉱権炭鉱あるいは中小炭鉱等非常な低賃金労働者の存在の上に立って行われてきた経営というのが、現在の生産過程近代化を怠る、こういうものの一要因にもなっておるし、さらには生産性の回復をおくらせるという要因にもなっておる、このように私どもは考えるわけであります。また鉱区独占というのは非常にむだなことが多い、こういうことも指摘することができると思います。

古賀定

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